口の中の善玉菌と悪玉菌
口の中には1000億個の細菌がいる
口の中には500種類、やく1000億個の細菌が住んでいます。
口内の細菌は健康な人の場合、約9割の善玉菌と約1割の悪玉菌で構成され、その群れのことを【口内フローラ】といいます。
バランスが大事
口の中の細菌は善玉菌と悪玉菌の2つに大きく分けられ、その割合はおよそ9対1です。
このバランスが保たれていれば、悪玉菌がいたとしても問題は起こりません。
しかし、悪玉菌が増えて、血管から体内に入ると、命に関わる病気につながることもあるのです。
このような事態は、どうしたら起こるのでしょうか
1週間、歯を磨かないときの口の中を調べてみると、悪玉菌が激増し、善玉菌との割合はほぼ半々になっていたというのです。
しかし、この時、血液中に悪玉菌は繁殖しておらず、身体にも異常は起こらなかったのです。
単に口の中の悪玉菌が増えるだけでは、悪玉菌は体内に入りません。
悪玉菌が体内にはいるには「あるきっかけ」が必要なのです。
歯周病が血管の中に侵入する
口の中の悪玉菌の1種、歯周病菌は血管に入ると悪さをします。
歯周病菌が血管に入るには歯周病菌の「ジンジバリス菌」は歯と歯の間や、歯と歯茎の間を好みます。
空気が嫌いで隙間に隠れようとするのです。
歯周病菌が歯茎を侵食してくるとこれがいわゆる「歯周ポケット」といわれます。
歯茎の奥に侵入した歯周病菌は血管にはいりこみます。
すると血管に穴があき、出血が起こります。
これをきっかけに次々と歯周病菌は血液中にはいり、全身をめぐるのです。
歯茎が腫れていても出血はしますが、これは一時的なもので、歯周病菌はほとんど入りません。
穴があいている血管が問題なのです。
歯周病菌で血管がぼろぼろに
歯周病菌が血管に入り込むと、ただ単に歯周病になるだけでは済みません。
歯茎の血管から入り込み悪さをするからです。
なんと、発症すると、9割の人が命を落とすといわれる「大動脈瘤」の患部から
歯周病菌が発見されたのです。
血管に入り込んだ歯周病菌が血管の壁を傷めつけて、動脈瘤を引き起こすと考えられています。
血管に入り込んだ歯周病菌はほかにも様々な病気の患部から発見されているとのことです。
チェックして口内フローラを整える
歯周ポケットが深くなるかどうかは、免疫力にも関係するため、個人差があります。
しかし加齢で免疫力が落ちてくると、歯周病菌による炎症が起こりやすくなります。
これを食い止めるのには
悪玉菌を減らすことです。
悪玉菌が増えた時のサイン
▼歯茎が腫れる
▼毎回、歯ブラシで出血
▼口臭が気になる
▼口が良く乾燥する
対策
■歯間ブラシと糸ようじではブラシで磨けない潜む歯周病菌を取り除く
1週間に1回はすくなくとも歯ブラシの後で使用するとよい
■定期的に検診を受ける
半年や年に1回は歯周病菌による炎症がないかを受診するのが望ましい
■緑茶うがい
口臭が気になる人や、歯磨きで出血する人におすすめなのが、緑茶のカテキンの抗菌作用が悪玉菌の繁殖を抑える。
粉末緑茶がおすすめ
緑茶は飲むだけでなく、粉末の緑茶で100mlのぬるま湯にTスプーン山盛りの粉末緑茶をいれてしっかりと、「お口クチュクチュうがい」をします。
カテキンをくちにとどめておくため、うがいの後はくちをすすがない。
夜に歯を磨いた後、寝る前に行うと効果的
このように思ってもみない病気につながるのですね。
ぜひ、今日から忘れずに、緑茶うがいやっていきたいものです。
※NHKガッテンをさんこうにさせていただきました。
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☆12月のファスティングお知らせ
2か月に1度3日間ファスティング実践しております。
次回の3日間ファスティングの予定は12月15日からとなります。
12月15日 16日 準備食期間
12月17日~19日 断食期間 酵素ドリンクのみ
12月20日・21日 回復食期間
個人的ではなくこちらのブログでも毎日更新していきます。
お気軽にブログ読んで実践してみてください。
一緒に実践される方は酵素ドリンクのみご用意くださいね。
あと、必要なものはお水と塩です。
※お塩は食塩ではなく天然のものを用意してくださいね。^^
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ご訪問ありがとうございました。❤