糖尿病は人類進化の結果
糖尿病と現代
今読んでいるお医者さんの南雲先生の本の中で書いてあることを紹介します。
昔、縄文人は現代人よりも、ずっと視力もよく、聴覚も嗅覚も優れていたと考えられます。
今でも、アフリカのサバンナで暮らす人は視力が2.0といった人も珍しくありません。
視力が良くないと生き残れない環境だからです。
ところが環境によって一日パソコンにむかうような環境になればたちまち近視になってしまいます。
これは環境への適応なのです。
手元を注視しなければならないようになれば手元が見やすいように近視になる。
逆に子供のころからサバンナで暮らせば遠視になる。
私たちの体は環境に適応するようになっているのです。
国民病である糖尿病も同様で飽食という時代を生き残るための人類の適応反応だとみなすことができます。
昔、自然界で生き残るためには、エサを獲得しなければいけませんでした。
そのために視力、嗅覚、聴力といった感覚器官が発達していたわけですが、これはすべて獲物を見つけるためのの器官、つまり「捕食器官」です。
手足も獲物を追いかけて捕まえるための捕食器官です。
現代では人間もペットも家畜もその必要がなくなり人から与えられます。
そうすることにより、必要でないところは退化していくのです。
ニワトリは空を飛べないし、豚は野生のイノシシのように速く走れないし。
なぜかというとその必要がないからです。
捕食器官の退化
糖尿病とはあらゆる捕食器官が退化していく病気
餌を見つける感覚器官である目は退化して最終的には失明してしまいます。
これを「糖尿病性網膜症」といいます。
自らエサを追いかける必要もなくなって、足も退化して先端から腐っていきます。
これを「糖尿病壊疽」といいます。
必要のなくなった期間はどんどん退化していくのが自然の摂理なのです。
原始時代森で暮らしているときは、ヒトにもしっぽがあったといわれます。
長い年月をかけてしっぽの必要性がなくなり現代では私たちの尾てい骨あたりにその痕跡を残すのみとなりました。
また、体毛も必要でした。
でも獣の皮をまとうことをおぼえ、体毛もどんどん退化していきました。
このように現代の環境に合わせようとしていくことがわかります。
あらゆる捕食器官が退化していく病気が糖尿病ということです。
糖尿病の患者さんが増えている現代では、やはり食生活、運動の大切さがわかりますね。
目が見えなくなるのは食べ物を見ないように。
手足に影響するのは運動のないように。
怖いことですね。(-_-;)
大切なこと
バランスのとれた食事
血糖値が上がらないようにGI値のひくいものを心がけ、まごわやさしい食がおすすめ
適度な運動
無理な運動はひかえて、それでも筋力が落ちないように30分程度は意識しておこなう
充分な睡眠
睡眠不足はすべてにおいて影響してきます。
充分な睡眠で最低でも6時間はぐっすり寝るようにしましょう
体の中を浄化
定期的にカラダの中をきれいにして胃腸をやすめ細胞を若返らせてあげましょう。
無理せず空腹を楽しみながら酵素ドリンクでファスティングで整えてあげるとよいですね。
酵素ドリンクは何を選んだらよいの?って方へ
ご訪問ありがとうございました(❁´◡`❁)